主催 日本結晶学会 令和5年(2023年)度 年会実行委員会
協催 株式会社リガク
結晶学の世界では、常に新しい分析法・構造解析法が提案されつづけています。このような新しい解析法には関心はあるものの、基礎をよく理解していないために自信をもって使うことができない、あるいは、周囲に経験者がいないために実際にどう解析してよいかわからない、といった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そこで日本結晶学会令和5年(2023年)度年会実行委員会では、学会員が参加しやすい年会の前日を利用して、結晶学における新たな解析法を対面で直接学ぶことのできるサテライトワークショップを企画しました。今年は、粉末回折を利用した画期的な定量分析法であるDirect Derivation (DD)法の基礎を、その開発者である虎谷 秀穂講師から、また全散乱パターンの解析法であるPair Distribution Function (PDF)法およびReverse Monte Carlo (RMC)法の基礎について吉元 政嗣講師から、それぞれご講演いただきます。またそれら解析法の実際編として、SmartLab Studio IIソフトウェアを用いたデモデータの解析を笠利 実希講師に実演いただきます。さらに講演終了後には、講師の先生方に気軽に質問できる自由討論の時間も設けております。ぜひこの機会をご活用いただき、これらの新たな解析法をご自身の研究や実務に役立てていただければと思います。
参加申し込みはこちら本フォームからの申し込みは締め切りましたが、参加ご希望の方は、当日現地にて、直接申し込みいただけます。
2023年10月26日(木) 14:00-18:30
於 宇部市文化会館 研修ホール (https://wmh.ube-bunzai.jp/bunkakaikan/)
第1部 定量分析の基礎と実際
14:00ー15:00 基礎編
講師 虎谷 秀穂 (リガクホールディングス株式会社)
講演要旨はこちら
15:00ー15:15 休憩
15:15ー15:45 実際編
講師 笠利 実希 (株式会社リガク プロダクト本部 アプリケーションラボ)
15:45ー16:15 休憩
第2部 PDF解析・RMC解析の基礎と実際
16:15ー17:15 基礎編
講師 吉元 政嗣 (株式会社リガク X線研究所)
講演要旨はこちら
17:15ー17:30 休憩
17:30ー18:00 実際編
講師 笠利 実希 (株式会社リガク プロダクト本部 アプリケーションラボ)
18:00ー18:30 自由討論
学生会員 | 1,000円 |
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正会員・終身会員・永年会員・賛助会員 | 3,000円 |
非会員 | 5,000円 |
参加費はサテライトワークショップ当日に現地受付にてお支払いください。お支払い方法は現金のみとなります。おつりのなきようご準備いただけますと幸いです。
100名※
※定員となり次第、申し込みを締め切らせていただきます。
・参加者には当日使用する講演スライドおよび参考資料を配布いたします。
日本結晶学会年会 令和5年(2023年)度 年会実行委員会 yamaguchi2023query[at]crsj.jp